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この記事の内容(目次)です
トヨタ・シエンタは運転しやすいのか?運転しにくいのか?
コンパクトミニバンでもっとも注目を集めるトヨタ・シエンタはライバルのホンダ・フリードよりも40mm車高が低く、その結果、とてもスタイリッシュな外観・フォルムを手に入れています。その上、運転もしやすい車に仕上がっています。セダンやクーペなどの場合、スポーティな外観を追求した結果、後方視界をはじめ、安全運転に最も必要な、運転席の視界までも犠牲にしている感が否めません。さぞかし運転もしにくいのだろうなと思って見ています。
シエンタの場合はどうなんでしょう?シエンタは40mm車高を下げるために、単に屋根を低くデザインしている訳ではありません。徹底した低床化を目指した結果、子供や年寄にも乗り降りしやすく、あまり背が高くない傾向があり、ミニバンは便利だけど、運転席が高すぎるように感じるママさんドライバーにも運転しやすい環境を提供しています。
シエンタは5ナンバーサイズなんです!
シエンタのサイズは全長:4260mm/全幅:1695mm/全高:1675mm(4WDは1695mm)とライバルのフリードとほとんど同じ全長、全幅ながら全高だけ40mm低くなっています。このサイズは5ナンバーサイズの枠に収まるもので、ミニバンとしてはコンパクトなため取り回しは楽そうですが、実は大きな落とし穴があります。
シエンタはミニバンにしては珍しい丸みを帯びた可愛い外観が「ギャップ萌え」現象で好評なのですが、実際に乗ってみないとわからないことですが、運転席からボンネットの端が確認しづらく、身長の低い女性では身を前に乗り出さなければ車両感覚が得られない場面もありそうです。「フロントをこすっちゃった」「縁石でホイールを傷つけちゃった」などという悲劇が起こりそうな嫌な予感がします。
でも、安心してください。5ナンバー枠に収まるコンパクトなボディは、運転席前方の2本の柱「Aピラー」が車両感覚をサポートしてくれます。ちょうど視界の両側に入ってくるAピラーは車幅の基準となり、運転手に安心感を提供してくれます。本当なら、シートリフターがあれば万全なのですが、残念ながらオプション設定もないため、ボンネットの見切りは少々身を乗り出す必要はあるかも知れません。
また、交差点の右左折で注意が必要な左右の歩行者の確認のしやすさにも配慮が行き届いています。ドアミラーがAピラー付け根ではなく、ドア側に設置されているおかげで、フロントガラスとサイドガラスの接点(Aピラーの付け根付近)の視界が確保されており、歩行者を見失う心配も低減されており、運転がしやすく、安全に貢献しています。
後退駐車の際はバックカメラがあると便利
後方視界に関しては、後続車がいるかどうか?の確認には充分ですが、バックする時の視界はほとんど確保されていないと言っても過言ではない状況です。このクラスのファミリーカーでは「準標準装備」となっているナビと連動したバックカメラは必須アイテムだと言えます。メーカーオプションは機能が満載で高価な傾向にあるため、ディーラーオプションや量販店でお得に取り付けるのもいいと思います。設定があれば、ナビ取り付けスタンバイ(ナビを取り付ける前提で配線やパネルが装備される)だけでも取り付けておけば、取り付けもスムースで見た目もスッキリして「あと付け」感も大幅に低減します。
総じて、シエンタは運転しやすい車と言えますが、バック時の後方視界だけはバックカメラなどのデバイスに頼る必要があります。しかし、この風潮は、軽自動車の一部を除き、市販車のほとんど全車に当てはまる事柄です。今後安全装備が充実してくるにつれて、実際に視認する機会も減ってくるのではないかと考えています。後方側方の安全確認は装備に任せて、前方の目視による安全確認に神経を集中させる時代になると予想しています。
トヨタシエンタの安全性を高める最新自動ブレーキ性能
あってはならないことですが、運転中のよそ見、わき見、疲労による居眠り、ドライバーには安全運転が義務付けられていますが、残念ながら不注意による事故は起こっています。また、運転手は前方だけでなく、側方、後方にも充分な注意を払わなければなりません。しかし、後方、側方を確認している間は前方確認はできないのが実情で、そういう意味では、視認・確認がよそ見、わき見と同等の行動になっているのです。
「2種類の目」が前方を常に監視
このような避けられない「死角」を電子の目でサポートするのが、いわゆる先進安全性能です。シエンタにも「Toyota Safety Sense」が準備されており、後方、側方を視認している間も前方を高精度な「2種類の目」が常に見守り、事故を防いだり、衝突の際の被害を軽減するのをサポートしてくれています。ちなみに、2種類の目とは、レーザーレーダーと単眼カメラからなり、それらが統合されて安全を支援しています。
プリクラッシュセーフティは「ぶつからない」をサポートする安全機能で、3段階のステップで警告を行い、最終的に自動ブレーキで衝突回避または被害軽減をサポートしています。2種類のセンサーが低速から高速まで幅広い速度域で前車や歩行者を監視。緊急支援が必要な時は次の3ステップで対処します。
【ステップ1】
前車や、昼間であれば歩行者発見すると歩行者レーザーレーダーと単眼式カメラが前車や、昼間であれば歩行者もを検知すると警報を発し、加えて、ディスプレイ内に表示して、ブレーキによる回避運転措置をとるように促します。
【ステップ2】
警報が発せられている時に、運転手が危険に気づきブレーキを踏むと、手遅れにならないように自動的に強力なブレーキアシストを作動させます。
【ステップ3】
警報やディスプレイ表示で頭の中が真っ白になってパニック状態に陥り、ブレーキを踏む事ができなかった場合でも、自動ブレーキが作動して被害軽減を積極的に支援します。停止車両(ターゲット)と自分が運転する車の速度が30km/hの場合や、昼間であれば、歩行者(ターゲット)との速度差が約20km/hあった場合には、自動被害軽減ブレーキを作動させて、ターゲットとの衝突を回避、または被害の軽減を支援します。
この2種類の目と自動的に被害低減をサポートするブレーキシステムのおかげで、シエンタは不注意による前方不注意や、側方や後方を確認している間のわずかな前方不注意も見逃すことなく、常に安全を確認し、万が一の時は積極的に自動ブレーキをかけて衝突回避と被害低減をサポートしています。
トヨタ・シエンタ横滑り防止機能が運転スキルをサポート
自動ブレーキシステムは、歩行者(昼間)や先行車、路上駐車中の車両を検知すると作動して衝突を回避したり、衝突時の被害を低減する緊急制動技術のことです。しかし、車を運転中に危険な状態になるのは、歩行者や前方のくるまばかりではありません。自分の運転する車が、予期せずタイヤのグリップを失って不安定な姿勢になることは、誰もが経験したことがあるのではないでしょうか?
そんなの雪国だけだし、雪国のドライバーは雪道に慣れているから、スタッドレスタイヤさえ履いていればらくらく運転しているよ。果たしてそうでしょうか?スリップは雪や氷の上でだけ起こるものではありません。雨に濡れた舗装道路でも簡単に発生します。特に近年、気象変動の影響で突然のゲリラ豪雨に襲われることは日本全国で珍しいことではなくなってきました。
スリップは雨でも起こるんだ!
雨水が路面を完全に覆い、タイヤの接地面との間に水の膜ができてしまう現象をハイドロプレーニング現象というのでしたね。教習所で習ったはずです。簡単に言うと「タイヤが水に浮いてしまう現象」とも言えます。ハイドロプレーニング現象でグリップを失った車の横滑りに対処する練習(最近ではバスやタクシー、緊急自動車の運転手は定期的に訓練しています)の映像をテレビでご覧になったことがあると思います。
近年、軽自動車も含むほとんど全部の車に標準装備されるようになったABSはこのような状況では充分な対応はできません。そこで登場してきたのが「横滑り防止(抑制)機能」(VSC)となります。滑りやすい路面で横滑りが発生すると、プログラムがブレーキとエンジン出力をリアルタイムで最適にコントロールして車両の姿勢を安定させます。この時活躍するのも自動ブレーキで、ドライバーはブレーキを踏む必要はありません。
もうひとつ、横滑りが発生しやすい状況があります。凍結路や水たまりでの発進時がそれに当たります。摩擦係数の低い路面で発進しようとアクセルを踏み込むと、駆動輪にかかる力が路面との摩擦力を超えて、空転が発生します。これを感知すると、プログラムによってエンジン出力を制御、タイヤの空転を制御して発信をサポートしてくれます。これがタイヤ空転抑制機能(TRC)で、標準装備化が進んでいます。
かつてのABSはタイヤのロックを感知すると、一瞬ブレーキを開放してタイヤロックが解除された時点で再度ブレーキングを行うもので、エンジン出力の制御までは行っていませんでした。それでも、凍結路でフルブレーキング状態でもハンドル操作が可能で、衝突の危険を大幅に低減。万が一の衝突時にも被害を軽減することを目的としていました。しかし、VSCやTRCはドライバーは通常の運転動作を行うだけで、車の姿勢が乱れるのを防いだり、乱れた姿勢を修正するように動作しています。
VSC:Vehicle Stability Control(車両安定制御システム・横滑り防止装置)
TRC:Traction Control System(タイヤ空転抑制機能)
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